白馬節会と花びら餅

今日は朝から雪が降っていて、ニュースでは”雪の金閣寺”が何度も放映されていました。
我家の庭の七竈(ななかまど)にも、雪が積もっていました。
この”七竈”、材を竈に七回入れても燃えないで焼け残ることからこの名前になったといわれています。

雪のちらつく中、上賀茂神社の白馬節会に行ってきました。
この白馬節会は”中国古来の1月7日に青馬を見るとその年の邪気を祓うことができる”という故事に由来していて、神前に七草粥が供えられ祝詞(のりと)が奏上された後に、錦の馬着で正装した白い神馬が1頭を引き立てられて祭神の御覧を仰ぐ神事です。
当初は青みがかった馬を用いたため "あおうま" であったため、後に神事の馬が白馬に代わっても「白馬」を「あおうま」と読み、中国では馬は縁起の良い動物、青はおめでたい新春の色といわれています。

上賀茂神社の正式名称は”賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ”といい、世界文化遺産に登録されています。
★立砂と細殿(重文)
円錐形の麗しい御神体山である神山をかたちどった一対の立砂。
一種の神籬(ひもろぎ:神様が降りられる憑代(よりしろ))で、鬼門や裏鬼門に”清めの砂”を撒くのはこの立砂の信仰が起源といわれています。

そして上賀茂神社といえば”楼門(重文)”で、この内側が上賀茂神社の御神域の中心部です。
有料・予約制ですが、普段見ることができない国宝の「本殿」や「権殿」に参拝やご神宝も拝観することができます。

土舎(重文)は1628年(寛永五年)に造り替えられたものです。

帰りに和菓子屋によって京都ではお正月に食べる伝統の御菓子である”花びら餅(菱葩餅)”を買って帰りました(*^∇^*)ノ
柔らかい求肥で京都のお雑煮に見立てた白味噌のあんこと牛蒡(ごぼう)を包んである御菓子で、透明感あるピンク色が新春を連想させます。
求肥から飛び出している細長いのが牛蒡です☆彡
花びら餅とは(Wikipediaより)・・・
ごぼうと白味噌餡とピンク色の餅を、餅もしくは求肥で包んだ和菓子。
当初はごぼうが2 本であったが、現在では1 本のものが主流である。
平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したもので、600 年も宮中のおせち料理の一つと考えられてきた。
歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、その上に猪や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、公家に配るようになり、さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡を模したものとなった。
宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていた。
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに使うことを許可され、新年のお菓子として使われるようになり、全国の和菓子屋でも作られるようになった。

家に帰ってから、抹茶と一緒に頂きました。
なんとも言えない”やさしい”味がし、冷え切った身体に春を一瞬感じました..+'*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.
コメント
自宅で抹茶。
ルッチーさん宅は時間がゆっくりと流れていくのでしょうね。
投稿者: hiromi= いちごみるく | 2007年01月08日 10:44
京都の歴史の深さ、伝統の礎を和菓子の中にも取り入れる。江戸のはない日本情緒を感じます。牛蒡をこれほどまでに、お洒落にした感覚には驚嘆します。☆
投稿者: ラムコ | 2007年01月08日 10:40
ほんと、写真と説明に感動!!!
寒さの中で、ナナカマドのVサインと白馬の鼓動が聞こえてきそうです。
日本人なのに、いわれを読んでもすんなり頭に入らない。
神社の名前と漢字が微妙にマッチせず、頭の中が舌を噛みそう(笑
思いこみが邪魔をするのですね。
詳しく書いてくださっているので、いちいち「なるほどぉ〜」と
頷きながら読ませていただきました。
あーぁ!日本人で良かったぁ ヾ(´;▽;`)ノ
ブログをまとめると、すてきな京都案内の本ができそうですね。
投稿者: momonga | 2007年01月08日 08:39
走って参りましたよ!
うわぁ。。。
すごく綺麗。。。
そのフサフサ(?)
すごく綺麗ですね!神秘的です。
写真が凄く綺麗で優美でビックリしました。
白馬の画像、
欲しいのですが、
持って帰っても宜しいでしょうか・・・?
投稿者: kirii 霧の灯台守 | 2007年01月08日 00:11