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2007年07月22日

美山かやぶきの里と石田家住宅

 
 美山かやぶきの里
 美山川沿いに雛壇状に形成された集落で、茅葺き屋根の家屋が建ちならび農村の原風景ともいうべき風情が見られます。

 
 かやぶきの里北村は現在50戸中38戸がかやぶき屋根の建築の集落で、集落でのかやぶき建築数は
 岐阜県白川村荻町、福島県下郷村大内宿に次ぐ全国第3位です。

 
 伝統技法による建築物群を含めた歴史的景観の保存度への評価が高く、平成5年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区の
 選定を受けました。

 
 集落の入り口には今では見られなくなった、昔ながらの赤ポストがあります。

 
 破風
 小間の一番上にある三角の部分です。
 風通しの役割や昔はすべての家が囲炉裏をたき家中を煙でいぶしていましたので、煙を抜く役割などがあります。

 
 もともとは真ん丸い穴があいていただけですが、ちょうどこの集落にかやぶき民家が建ちだした200年位前から、
 破風にも飾り付けをするようになってきました。
 家紋を彫ったり、魚の形をした彫り物(けんぎょ)を付けたりするようになってきました。
 この集落には8種類程度の家紋が施されています

 




重要文化財・石田家住宅
 
 慶安3年(1650年)建立。
 北山型の農家住宅としては日本最古のもので、昭和47年に重要文化財に指定されました。
 現在は外観のみ公開されていて、土・日は家屋内部も見ることができます。

 
 外は縁側となっています。
 障子が無く板戸で仕切られているので内部はかなり暗いですが、先人の生活様式を肌で感じることが出来ます。

 
 囲炉裏のある部屋

 <案内板より・・・>

 石田家住宅はしばしば樫原で庄屋を務めた旧家である。
 昭和48年10月より18ヶ月をかけて解体修理がなされ、この時に『慶安3年(1650年)3月11日』の墨書が発見され、
 建立年代が確定され、現在年代の明らかな民家としては最古と言われている。

 
 この住宅は入母屋造、茅葺で西妻側に入口を設ける妻入とする。
 平面は棟通りで表・裏側と二分割され、表側の奥より座敷「オモテ」、下座敷「シモンデ」、馬屋「マヤ」、裏側は納戸「ヘヤ」、
 台所「ダイドコ」、土間「ニワ」と並ぶ。

 
 オモテ(父母の部屋)

 オモテだけが畳敷で、間仕切は板壁と袖板壁片引戸で区切られ、ダイドコとヘヤ境に帳台構(ちょうだいがまえ)が二間並び面白い。
 土間は床面近くまで土を盛上げる「アゲニワ」とする。

 
 台所のクド

 小屋組は棟束と母屋束・繋梁で構成される「吊」字型の「おだちとりい」組と呼ばれる形式で組まれている。

 
 台所(奥は馬屋)

 当家のような独特の形式を「北山型民家」と総称され、旧北桑田郡(現南丹市)を中心とする丹波地方東部に分布し、
 石田家住宅はその最も古い例で、指標となる貴重な民家である。

 
 昔の台所
 
 上の洗い場で使われた水などはココから外に流れ出ます。

 
 祖父母の部屋

 かやぶきの里は多くの人が訪れていましたが、石田家は訪れる人も少なくひっそりとしていました。
 観光地化されていない石田家はお世話をしてくれている地元のおばちゃん達の優しさにホッとしました。
 拝観料も志です。
 石田家の近くにひっそりと佇む大原神社も静かでお気に入りのスポットです。

2007年07月16日

観音寺のあじさい

 
 京都・福知山にある観音寺にアジサイを見に行ってきました。

 
 参道のアジサイ
 観音寺は”関西花の寺第一番霊場”で、丹波あじさい寺とも呼ばれています。

 
 観音寺は1300年もの間善男善女によって拝まれてきた霊佛観世音菩薩さまがお祀りされています。

 
 アジサイ寺の始まり
 観音さまの霊力で眼病が治り、再び光明を得たお礼にと七色に変化する光の花、あじさいを数本植樹されたのが始まりと言われています。

 
 縁側に腰掛けて、しばし時を忘れてアジサイの丘を見上げるともう別世界のようです。

 
 
 
 
 境内を彩るアジサイは約100種類1万株。
 瑠璃色のヒメアジサイや鮮やかなブルースカイ、深い青から赤みを帯びた紫色の花が満開でした。

 
 七観音霊場めぐり
 多くの方が病気平癒や縁結びなどの諸願成就を祈願してお参りされています。
 数々の奇蹟が起こっているそうです!!

 
 聖観音菩薩
 アジサイを愛でながら観音菩薩さまに鐘を2つ打ってお参りします。
 一つは仏国浄土のおんため、もう一つは家内安全・心願成就のために。

 
 あか水
 弘法大師お手掘りの井戸で、祈祷後、お土砂と共にこの水を頂くと楽になれると言い伝えのある霊水です。

 
 慈母観音菩薩

 
 お地蔵さまとアジサイ
 なんとも言えない、可愛いお顔をした心安らぐお地蔵さまです。

 
 本堂
 ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩。
 ご利益は病気平癒と開運招福で、一年間健康で小遣い銭に不自由しない金わらじがお守りとなっています。

 
 おみくじ祈願ダルマ
 御神籤の後、ダルマにお願い事を一つ書いて格子に納めます。

 
 ダルマの力で幸運を引き寄せることが出来、ダルマは持ち帰ってもいいそうです。

 
 心の伝道室
 住職の心安らぐ詩画が展示されています。その中のいくつかを・・・

 
 やまない 雨が ないように 終わりのない 悲しみもない

 
 おおらかに おおらかに とにかく おおらかに
 心をたもって おれば 人間の悩みは
 ちっぽけなもの す〜っと虚空の中に 消えていく


 
 大きい小さい 速い遅い 強い弱いを 優劣としえみるのが人間の眼 個性としてみるのが仏の眼

 
 
 この世に 存在するもので 無駄なものは 何ひとつない
 プラスになるように プラスになるように
 考えて生きることが 大事ですぞ


 
 アジサイを見た後は、お抹茶とアジサイの和菓子で休憩です。

 
 ふと、窓の外を見ると一輪だけ咲いている花がありました。

2007年07月08日

睡蓮と野笹堂山お大師霊場巡り


京都府の溜池100選に選ばれている福知山市野笹の睡蓮池に睡蓮を見に行って来ました。 


睡蓮がこれほど大きな池に咲いているのも珍しいです。


水面のほとんどが睡蓮の丸い葉で覆われ、赤や白、黄色の花が水中から顔を出していました。


この溜池は元々は灌漑用水でしたが昭和41年6月12日、増水のため突如堤防が決壊して廃池になりました。
その後、地元住民が植えた数株が次第に広がり、現在では約1000株の赤や黄・白・桃色の清楚で可憐な花が水面を飾っています。


東方には大師山を仰ぎ、池の周囲は堤防が整備されて遊歩道が作られています。
松籟の中を歩いていくと茅葺の東屋がありました。


睡蓮の花が開く時の”ポン”という音は神秘的だと言われています。
かなり早起きが必要です。
一生聞けそうにありません!


エジプトでは「太陽のシンボル」とされ神聖な花とされていいて、エジプト・バングラデシュ・タイの国花です。


睡蓮の和名はヒツジグサ(未草)といい、未の刻(今の午後 2 時)に咲くことから付けられました。






野笹堂山お大師 四国八十八カ所霊場巡り
遊歩道の横からは第13番阿波の大日寺のお遍路が始まります。


野笹堂山お大師 四国八十八カ所霊場巡りは村内や近郷近在の多くの人々から寄せられた熱心な願いと篤いご報謝により
明治35年に開かれました。


キイトトンボ
お遍路道を歩いていると、黄色が鮮やかなトンボを見かけました。
イトトンボの仲間で平地や丘陵地、低山地の水草のよく茂った池や沼などに生息しています。