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2008年11月24日

聖徳太子御火焚祭

聖徳太子の命日である11月22日に太秦・広隆寺で聖徳太子御火焚祭が行われました。
この日は普段は非公開の聖徳太子像が上宮王院太子殿で公開されました(写真撮影禁止)。
少しふっくらした顔に細い目が印象的でした。
また宝物館の秘仏薬師如来像も開扉されます。

信者各家の家運隆昌や息災延命を祈祷しすべての煩悩や罪障などの災難を払い清め新しく幸いで清浄な生活に入るというのが本旨です。
御火焚祭は太子に御法楽(命日)を捧げる意味もあります。

本堂での法要が終わると山伏の法螺貝の音を先頭に参道を護摩壇まで進みます。

護摩壇の前では山伏の問答の後、斧や刀を使った儀式が行われます。

結界の四隅に矢が放たれます。

聖徳太子に御法楽を捧げるのと、参拝者の祈祷を願う”願文”が読上げられます。


斎竹(護摩壇)に火が入れられ、白い煙が立ち昇ると真っ赤な炎の中に参拝者による数万の護摩木が次々と投げ込まれていきます。



ヒノキの枝と葉で作られた斎竹(護摩壇)は放り込まれた護摩木で燃えあがります。



炎が天に向かって真っすぐ立上っていくさまはとても勇壮です。

境内はとても綺麗に色づいていました。


2008年11月21日

嵯峨の釈迦堂の紅葉

国宝釈迦堂如来像で知られる清涼寺は地元では「嵯峨の釈迦堂」と呼ばれ人々に親しまれています。
広々とした境内は無料(本堂・霊宝館は有料)で散策できます。

紅葉の時期なのにここ清涼寺も訪れる観光客は少なく静かで落ち着いて紅葉を楽しくことができます。

山門や西門など表から紅葉が見えないからなのか、本当に人が少ないです。

朱色の紅葉が目を惹きつけます。

渡り廊下にかかる真紅の紅葉。

境内にある湯どうふ屋さんの前の銀杏も綺麗に色づいています。

夕焼けに染まる多宝塔は高さ約13mで1700年建立(京都府文化財)

足利義政・義尚・日野富子などの名前が刻まれている梵鐘。

狂言堂では融通念仏の遺風とされる嵯峨大念仏狂言の練習が行われていました。

阿弥陀堂は嵯峨天皇の第12皇子・源融公(光源氏のモデルとされている)の没後、遺族が建てました。

2008年11月19日

吟松寺:京都鷹峰の誰もいない紅葉

京都の隠れた紅葉の名所第二弾です。

今回訪れたのは、京都鷹峰にある吟松寺です。
このお寺、最近はネットで”隠れた紅葉の名所”として紹介されていますが、まだまだ訪れる人は少ないようです。

人と車が大混雑の坂の上のお寺(光悦寺・源光庵・常照寺)とは違い静かで、紅葉も素晴らしいです。

観光寺院ではないため、お寺の中まで入ることはできません。
でも静寂の中、ゆったりとした気持で眺める紅葉は格別です。

境内も道沿いも今が紅葉真っ盛りです。
緑が綺麗な北山杉や竹林をバックに赤や黄色・オレンジなど色々な色や形の紅葉が楽しめました。

坂の上から塀越しに眺める境内、門前から眺める境内も綺麗です。

2008年11月16日

京都・北嵯峨の誰もいない紅葉

京都の紅葉も色づいてきたので出かけてきました。
東山方面や嵐山など紅葉の有名な観光地は大変な人出です。渡月橋から天龍寺あたりは通勤ラッシュ並みの混雑でした。
で、出かけた先は観光客はまず来ないけど紅葉がとても綺麗な穴場的なところです。

まずは広沢の池です。
大覚寺から東500mほどのところにある池の周囲1.3kmの大沢の池とともに観月で有名な池で、春は満開の桜が穏やかな風景をかもしだします。

人混みの嵐山より、こっちのほうがずっと良い景色です。

12月には池の水を抜いて養殖している鯉や鮒などを販売する、京都では有名な冬の風物詩”鯉上げ”が行われます(今年は12月6日からです)。


池の東には周囲の風景にピッタリ似合う茅葺き屋根の家があります。

黄葉で染まった水面をユリカモメが気持ちよさそうに飛んでいます。

広沢の池を後にし、北嵯峨の竹林の中を歩いて次の穴場へと・・・

その昔は北嵯峨のあたりは大堰川の水が流れ込む沼地でしたが、秦氏一族の優れた土木技術による灌漑で田園地帯に変わりました。
そして今では北嵯峨には天皇陵の池や農業用の小さな池が点在しています。
ここで撮影しているときに出合ったのはたったの5人です。
渡月橋から車で10分程の所なのに・・・

そして、時間が止まったような景色の中を歩いて行くと・・・

竹林の中にもモミジが紅葉しています。
竹と竹の間から覗く紅葉は額縁の中の絵を見ているようです。

この池は北嵯峨にある有名な観光寺院から歩いて5分ほどの所にある農業用のため池です。
ここでは誰一人、会うことがありませんでした。
晴れ渡る青空と風がなく波紋のない池、鏡面に映し出されるこんな素晴らしい景色を独り占めできて最高でした!

日暮れ前の北嵯峨の田園風景は牧歌的です。

拝観謝絶のお寺。

2008年11月11日

冬の使者

関西の紅葉はこれからだというのに湖北(琵琶湖の北のことです)には冬の到来をつげる使者、ユリカモメが約3000`も離れたロシアから今年もやってきました。
ユリカモメの体長は約40cm。
足とくちばしは赤色で夏羽は頭部が黒褐色で冬羽は頭部が白く、目の後ろに黒い斑点があります。


鳴き声はギューイ・ギューイと鳴き、水面ギリギリの低空を飛び、そして羽ばたきながら魚などの餌を捕えます。


琵琶湖に生息する水鳥たちを観察することができる湖北町水鳥公園の前のではコハクチョウ、オオヒシクイなどが羽を休めていました。


湖北町水鳥公園の前から眺める湖面に映える夕陽はとても綺麗です。
夕陽を背にした浮島や竹生島と赤い空とのコントラストは絶景です。

2008年11月04日

京都府庁旧本館・秋の一般公開2008

重要文化財である京都府庁旧本館の一般公開(秋)がライトアップのなか前期と後期に分けて開催されています。
春の公開の様子はこちらです。

夜の闇に浮かぶルネサンス様式の旧本館は中世ヨーロッパに迷い込んだ錯覚をしてしまいそうです。

京都府知事執務席
第10代大森知事(1905年)から第40代蜷川知事(1971年)まで、67年間・24人の京都府知事が使用していました。

足付飾棚
明治37年、婦長の建築と一緒に作られた家具で、建物と同じように多くの彫刻が施されている高級家具です。
この飾りは地中海原産のアカンサスをモチーフにしています。

階段の欄干の飾りをはじめ各部屋の装飾はある植物をモチーフにしてつくられています。

夜の静寂の中、廊下を歩いていると100年余の歴史の中で積重なった出来事が廊下に響く足音が呼び鈴になって蘇ってくるようです。

京都新世代いけばな展2008が同時に開催されていました。

乳がんの啓蒙活動を行う「ピンクリボン京都」のときに旧本館がピンクにライトアップされていました。