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京都御所秋季一般公開

京都御所秋の特別公開に行ってきました。 
今回は天皇陛下御即位20年記念ということで例年は公開されることのない皇后宮常御殿や飛香舎、若宮・姫宮御殿、朔平門が特別公開され御即位に関連した展示も行われていました。 

京都御所は14世紀以来500年以上の永きにわたり連綿として皇居でした。 
現在の建物はおおむね1855年の再建ですが、平安時代を初めとする様式が展開し伝統的な内裏の世界を見ることができます。 
 
 
今回は”宮中の舞”をテーマに和舞(やまとまい)や東遊び(あずまあそび)、五節の舞(ごせちのまい)の様子を人形で再現されていました。 
宜秋門(ぎしゅうもん)から入り紫宸殿、清涼殿、小御所を参観し通常非公開の皇后宮常御殿、飛香舎、若宮、姫宮御殿、朔平門を参観し清所門(せいしょもん)から退出します。 
 
 
今回初公開の昭和天皇即位の礼で庭に掲げられた2つの大旗(長さ545cm、幅91cm)。 
右:日像纛旛(にっしようとうばん)瑞雲文様赤地錦で金色の太陽が刺繍されています。 
左:月像纛旛(げっしようとうばん)瑞雲文様白地錦で銀色の月が刺繍されています。 
 
 
<御車寄> 
昇殿を許された者が正式に参内するときの玄関。 
 
 
<諸大夫の間> 
正式に参内した者の控えの間で、身分に応じて異なる部屋に控えました。 
襖の絵にちなんで格の高い順に「虎の間」、「鶴の間」、「桜の間」と呼ばれます。 
 
 
<新御車寄> 
1915年大正天皇の即位礼に際して天皇皇后両陛下のための玄関として建てられたものです。 
人形二体で五節舞の様子が表わされています。 

 
 
承明門からの紫宸殿。 
 
 
<紫宸殿> 
即位礼などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿で大正天皇・昭和天皇の即位礼もここで行われました。 
建物内中央には天皇の御座「高御座」、その東に皇后の御座「御帳台」が置かれています。 
 
 
<内侍臨東檻(ないしとうかんにのぞむ)> 
内侍(女官)は紫宸殿の簀子(すのこ)上の南東角にて、親王、公卿等に昇殿するように檜扇をかざして合図をしているところです。 
このときの歩き方を練歩(れんぽ)と呼び短い距離を時間をかけてゆっくり歩く、節会の作法の一つです。 
 
 
<春興殿> 
1915年、大正天皇の即位礼に際し神鏡を奉安するために建てられました。 
 
 
<西階進御膳(せいかいよりおものをすすむ)> 
紫宸殿の西廂は,御膳宿(おものやどり)ともいい、節会の時は御膳具が準備されここから采女(うねめ)と呼ばれた女官が紫宸殿の母屋へ御膳を運びます。 
 
 
<清涼殿と呉竹> 
清涼殿は平安時代には天皇が日常の生活の場として使用された御殿です。 
 
 
<千年松錦の軟障(ぜじょう)> 
即位礼についで大嘗祭が終わると大饗(宴)が行われ、そのときに天皇皇后両陛下の玉座の後ろに掛けられる幕です。 
大正天皇、昭和天皇、今上陛下の即位の大礼に使用されました。 
 

 
 
<御池庭> 
池を中心とした回遊式庭園。 
 
 
<蹴鞠の庭と御学問所> 
御学問所は学問だけでなく月次の和歌の会や摂関家・大臣・親王との対面の場所にも使われました。 
 
 
<威儀者・威儀物捧持者> 

 
 
<御内庭> 

 
 
<御常御殿> 
室町時代以降、天皇が日常のお住まいと使用された御殿。 
 
 
<飛香舎(ひぎょうしゃ):藤壺> 
古制に則って建てられたもので平安京の内裏の様式をよく伝えている。