広隆寺の紅葉
京都の三大奇祭・牛祭が行われる広隆寺は法隆寺などとともに聖徳太子の七大寺の一つで、山号を蜂岡山と称する真言宗御室派のお寺で蜂岡寺や秦公寺、太秦寺などの別称があります。
<上宮王院>
現在の本堂で本尊は聖徳太子像です。

昨年も同時期に広隆寺を訪れ「聖徳太子御火焚祭」を見学しましたが、今年は紅葉をじっくり楽しんできました。
<講堂:重要文化財>
永万元年(1165年)に再建された京洛最古の建物です。本瓦葦寄棟造で五間四面、内部は化粧屋根裏になっていて、俗に「赤堂」と呼ばれています。
堂内には本尊阿弥陀如来像、地蔵菩薩像、虚空蔵菩薩像が安置されています。(内部は撮影禁止)
<地蔵菩薩(腹帯地蔵>
この腹帯地蔵尊は我国繁栄のため、京都の繁栄のために弘法大師がお作りになった御尊像です。

広隆寺の境内は静かな別世界で紅葉は何故か心を和ませる落ち着いた明るさを感じます。
訪れたのは夕刻だったので晩秋の柔らかい西陽が境内と紅葉を優しく照らしていました。

広隆寺には仏像だけでも国宝が17体あり、宝冠弥勒の名で親しまれている弥勒菩薩半跏像は「国宝第1号」と紹介されていますが正式に言うと「国宝指定時の指定書及び台帳の番号が彫刻の国宝第1号」ということで、1951年6月9日付で国宝に指定された物は木造弥勒菩薩半跏像の他にもいくつかあるのです。
ちなみに「国宝第1号」は新国宝での指定での一号です。
